beacon

クトローネが高速“神の手”弾!?ガットゥーゾ・ミランは3連勝!ラツィオとの接戦制す

このエントリーをはてなブックマークに追加

FWパトリック・クトローネは“神の手”でゴール?

[1.28 セリエA第22節 ミラン2-1ラツィオ]

 セリエAは28日に第22節を行い、ミランはホームでラツィオと対戦し、2ー1で勝利。ミランは今季初のリーグ戦3連勝を達成した。

 前節・カリアリ戦(2-1)を逆転勝利したミラン。順位を上げるべく、リーグ戦6試合負けなし(4勝2分)で3位に位置するラツィオと対戦した。前節から先発を2人変更し、左SBにDFルカ・アントネッリを、最前線にFWパトリック・クトローネを配置している。

 前半15分、ミランが均衡を破る。PA右外でFKを獲得し、MFハカン・チャルハノールがPA内に右足キック。鋭いインスイングのボールをゴール前でクトローネが合わせてゴールネットを揺らした。

 得点について選手からの抗議はなく、試合はそのままラツィオのキックオフで再開した。しかし試合後、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えた動画付きの記事によると、クトローネは頭に当てることができず、そのまま右肘に直撃してゴールイン。高速の弾道によりハンドの判定を取られることなく、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の判定もなく得点が認められた。

 イタリア『メディアセットプレミアム』によると、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は「得点時はヘディングだと思った。しかしビデオの角度から見ると、この得点は認められるべきではなかった」とハンドの可能性を認めている。

 ラツィオは前半20分、MFアダム・マルシッチがPA右から左足シュートを決めて1-1の同点に。しかし前半44分、好調ミランが勝ち越しに成功する。DFダビデ・カラブリアが右サイドからアーリークロス。ゴール前でフリーとなったMFジャコモ・ボナベントゥーラがヘディングシュートをゴールに突き刺した。

 2-1で後半を迎えたミランはそのままリードを守り切り、スコアは動かず試合終了。6位サンプドリアと勝ち点3差で7位のままとなっている。

●セリエA2017-18特集

TOP