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ベンゲル、守備陣の補強不足はライバルとの資金力の差と言及「シティはいくら使ったんだ?」

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アーセナルを率いるアーセン・ベンゲル監督

 アーセナルアーセン・ベンゲル監督は、資金力不足から冬に守備陣の補強を行えなかったと明かしている。

 アーセナルは今冬にFWピエール・エメリク・オーバメヤンやMFヘンリク・ムヒタリアンなど攻撃陣の補強には成功した。

 しかし、守備陣の補強はギリシャのヤニナから移籍金180万ポンド(約2億7000万円)で加入した20歳のコンスタンティノス・マブロパノスのみ。噂されていたWBAのDFジョニー・エバンスは、最後まで合意に達することができなかった。アラン・パーデュー監督によると、アーセナルの提示額は1200万ユーロ(約16億円)で、希望には程遠い額だったことを明かしている。

 26節終了時点での失点数は「35」と、トップ6で最もゴールを許しているガナーズ。さらに、今季終了後の引退を発表している主将のDFペア・メルテザッカーはコンディション調整に苦しむなど、DFの補強が急務となっていたが、即戦力DFの補強は見送っている。

 補強策が批判にさらされているアーセナルだが、ベンゲル監督は資金力不足から補強できなかったとコメントした。

「ディフェンス強化はどのクラブにとっても大きな問題だ。どのクラブもDFを探している」

 そして、6500万ユーロでDFアイメリク・ラポルテを獲得したマンチェスター・シティには、資金力で対抗できないと語っている。

「マンチェスター・シティが良い例だ。またDFを獲得した。ここ3年でDFの補強にいくら使ったんだ?我々には彼らのような経済力はない。実際に彼らの失点数は我々の半分だ。そして、強力な攻撃陣によって相手陣内でボールをキープすることできる。それは我々にはできないことだ」

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