元ウェールズ代表FWクレイグ・ベラミー氏は、GKダビド・デ・ヘアの移籍について「時間の問題」と考えているようだ。『スカイ・スポーツ』が報じている。

　マンチェスター・シティやリバプールでプレーしたベラミー氏は、デ・ヘアとマンチェスター・ユナイテッドの契約が2019年までとなっていることに注目し、スペイン代表GKが契約を更新せずにレアル・マドリーに向かう可能性を指摘している。

「レアルは長年デ・ヘアに注目し続けてきた。彼のユナイテッドとの契約は2019年までだし、ここまでくれば移籍は時間の問題だよ。むしろ彼が移籍しないほうが驚きだね」

　現在、レアルは守護神としてGKケイラー・ナバスを起用している。しかし、ベラミー氏は今季ここまで4位と低迷しているチームが、ナバスについて全盛期を過ぎていると主張し、世代交代としてデ・ヘアの獲得に踏み切るだろうと考えている。

「全てのビッグクラブにとって世代交代は避けられない出来事だよ。チャンピオンズリーグを連覇したチームがそのままの力を維持するのは難しい。デ・ヘア獲得にはとてつもない金額が必要だろうけど、彼らにとっては痛くも痒くもないだろうね」

　デ・ヘアのレアル移籍はこれまでに幾度となくうわさになっているが、いまだ実現には至っていない。2015年は移籍成立まであと一歩と迫りながらも、FAXの機械の故障で書類が揃わず破談となっている。

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