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ニンジャから修行僧に?ナインゴラン、ミラン戦に坊主頭で挑むも前歯を失う受難

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MFラジャ・ナインゴランが試合中に前歯を失った

 ローマに所属するベルギー代表MFラジャ・ナインゴランが試合中、前歯を失った。イタリアメディア『メディアセット』が25日、伝えている。

 ナインゴランは、25日にオリンピコで行われたセリエA第26節ローマ対ミラン戦(0-2)に出場。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場圏の4位以内を確保する上で重要なミランとの一戦に、“ニンジャ”の愛称で親しまれるローマMFだが、トレードマークのモヒカン頭をそり落とし、坊主頭と修行僧のような出で立ちで気合を入れて臨んだ。

 しかしデュエルでは常に遅れを取ったほか、攻撃面でも脅威になれず、本来の実力を示すことはできなかった。さらに試合中、アクシデントが発生。コートジボワール代表MFフランク・ケシエの肘が顔面に当たり、前歯を失った。その後もプレーを続けたが、後半19分にFWエディン・ジェコと交代し、ピッチを去った。

 ローマ指揮官のエウゼビオ・ディ・フランチェスコは『プレミアムスポーツ』に対し、「ナインゴラン? 今日はプレー中の接触で歯を失って、めまいがしていたようだ。彼にとってあまり良い時期ではないのだろうが、チームには彼の力が必要だ」と気づかった。なおミランに敗れたことでローマはCL圏外の5位に転落。指揮官は「少し心配している」と不安を口にした。

 今後、ローマは3月3日の次節で首位ナポリと対戦するほか、3月13日にはCLでシャフタールとの第2戦が控えている。

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