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W杯にも出場した南アフリカの英雄が引退宣言「たくさんの愛に包まれたキャリアだった」

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南アフリカの英雄が引退宣言

 現役引退を表明した元南アフリカ代表MFスティーブン・ピーナールが、代表への思いや所属していたクラブへの感謝を語った。

『SABC TV show』に出演したピーナールは現役引退に際して、2010年に自国開催されたW杯にも出場した代表チームへの愛の伝えた。

「振り返ってみれば、ときにはファンを失望させてしまったこともあるかもしれない。けど、バファナ・バファナ(南アフリカ代表の愛称)のユニフォームを着るのはいつだって光栄だったし、僕はたくさんの愛に包まれていたんだと思う」

 続いて、自身のキャリアを振り返ったピーナールは、現役時代に所属していたクラブに感謝の言葉を送った。

「僕にユニフォームを着させてくれた全てのクラブに感謝したい。長いキャリアの中でいろいろなことがあったけど、その全てが僕にとって意味のあるものだった。彼らの幸運を祈っているよ」

 ピーナールは01年から06年までアヤックスに所属し90試合に出場、15ゴールを記録した。その後、ドルトムントを経て加入したエバートンでは2007年から2011年までプレーしたほか、トッテナムやサンダーランドにも所属していた。

 17年からは、母国である南アフリカ共和国のビッドベスト・ウィッツに約6カ月の契約で加入。同チームとの契約満了以降、無所属の状態が続いていた。
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