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人種差別訴えたバロテッリのイエローカードは撤回、デジョンに処分はなし

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人種差別被害を訴えたFWマリオ・バロテッリ

 人種差別被害を訴えたニースのFWマリオ・バロテッリにニコラス・レインビル主審が提示したイエローカードが取り消されることが分かった。英『フォー・フォー・トゥー』が伝えている。

 2月10日に行われたリーグ1第25節ディジョン戦でシュートミスをした際、バロテッリはディジョンサポーターから人種差別的チャントを受け、審判に人種差別被害を訴えた。そのバロテッリにニコラス・レインビル主審がイエローカードを提示したことで物議を醸していたが、このカードは間違いだったとして取り消されることになった。

 ニースは試合後、審判がバロテッリにイエローカードを提示したこの場面の写真をアップロード。そこには「“観客から受けた差別的な発言に不快感をもったため”」カードをもらうことになってしまったと、皮肉を込めた説明を添えていた。

 プロフェッショナル・フットボール・リーグ(LFP)は当該クラブに対する処分は行なわないことが分かった。この件について調査を進め、デジョンはその状況に関与しておらず、今回の件は不問に流すとした。

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