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冷静な闘将ガットゥーゾ、ケシエのPK失敗を予感「ボールに話しかけていたからね」

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PK論を指摘したミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督

 ミランジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、PKを失敗したMFフランク・ケシエについて言及した。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。

 ミランは18日、セリエA第29節でキエーボと対戦。残留争いを演じる相手に対し、一時はリードを許したものの、見事、逆転に成功し、ホームで3-2の勝利を収めた。リーグ戦5連勝を飾り、10戦無敗と波に乗るミランだが、指揮官は追加点のチャンスとなったアディショナルタイムのPKを失敗したケシエに着目。ガットゥーゾは、21歳のコートジボワール代表MFの振る舞いを見て、失敗を予感していたと明かす。

「私は彼がPKを失敗すると思っていたよ。彼はボールに話しかけていたからね。考えるべきではない。考えてしまうと面倒なことになるんだよ。それでもPKのキッカーは変わらず、彼と(リカルド・)ロドリゲスのままだ」

 ミラン指揮官は、ケシエが考えすぎていたため、ボールに話しかけ始めたと分析。それでも信頼は揺るがず、今後もコートジボワール代表MFにキッカーを託すことを決めた。

 続いてガットゥーゾは、84分にFWパトリック・クトローネに代わり、3カ月ぶりに出場を果たしたDFマテオ・ムサッキオを称えた。

「私は感動したよ。彼はいわゆる南米の選手だ。ロッカールームではリーダーとして振る舞っている。それに人と面と向かって話をするタイプだ。私が好きなタイプのアスリートであり人間だよ」

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