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母国代表監督として初陣を飾るギグス氏が心境吐露「選手時代よりも…」

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 ウェールズ代表のライアン・ギグス監督は、代表指揮官としての初陣にナーバスになっていると話した。

 現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで13度のプレミアリーグタイトルの獲得や2度のチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げるなど、20年以上もの間オールド・トラフォードを舞台に活躍したギグス氏。現役生活を終えたあとは指導者の道へ進み、1月に母国ウェールズの代表監督に就任した。

 22日の中国戦で初陣を切るウェールズの英雄だが、とても神経質になっているようだ。

「選手としてプレーする時よりもかなりナーバスになるだろう。選手時代はナーバスになることはそれほどなかったが、指揮官の仕事は全く別物。考えることが多すぎる。選手なら多少自己中心的に考えていても、チームの中で仕事を全うすればよかった。しかし、指揮官は常にスタッフとともにチームを最高の状態に準備しなければならない。選手とは完全に異なる役割だ」

 また、ユーロ2016でウェールズをベスト4に率いたクリス・コールマン氏の後任として期待されるギグス監督は、「最も重要なことは勝利だ。魅力的なサッカーをしたいと思っていても、ハードワークを続けることなどの基本は徹底しなくてはならない。しかし、素晴らしいチームスピリッツを受け継ぐことができたのだから私は幸運と言えるだろう」と意気込みを語った。

 ウェールズは、中国、チェコ、ウルグアイの4か国で争われるチャイナカップに参戦する。
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