beacon

ブッフォンの現役続行を後釜GKシュチェスニも歓迎「チームが必要としている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

GKボイチェフ・シュチェスニーがブッフォンの去就について語る

 ユベントスのGKボイチェフ・シュチェスニーが、イタリア紙『トゥット・スポルト』のインタビューに応じ、来シーズンの去就が決定していないGKジャンルイジ・ブッフォンの続投を歓迎した。

 シュチェスニは昨夏、守護神を務めていたローマを退団し、ユベントスに加入。今シーズン終了後の引退を示唆していた40歳GKの後釜を務める手はずとなっていた。しかしイタリア代表GKは、ロシアW杯への出場を逃がしたほか、ケガによりセリエA最多出場数の記録更新が不可能となるなど、不測の事態が生じ、現役続行を検討。ユベントスとの話し合いに臨んでいるが、来シーズン以降、正GKを務めるはずだったポーランド代表GKのキャリアに大きな影響をもたらす。それでもシュチェスニはブッフォンの現役続行を歓迎している。

「キャプテンとして、偉大なGKとして、チームはまだブッフォンを必要としている。だから現役を続けてくれれば良いことだと思う。僕としては、考えていたよりも出場機会に恵まれたし、なかなか良いパフォーマンスができたのではないかと思う。サッカー史に残るレジェンド、ジジがいることは分かっていた。僕にとっては、世界最強のGKと練習できるチャンスでもあったんだよ。僕にはリーグ優勝の経験がない。ジジや他の優勝経験者から、どう振る舞うべきかを学べる。この経験を培えば、レギュラーをつかむことはずっと簡単になるだろう」

 続いてシュチェスニは、王者ユベントスと他のクラブとの違いを実感した具体的なエピソードを明かした。

「スーパーカップでの敗戦や、ラツィオやサンプドリアに敗れた後の難しい時期を思い出す。チームはパニックに陥っていなかった。冷静で落ち着いていた。そこが、僕が経験してきた他のチームとは全く違った。ユーベでは皆、自分たちの実力に自信を持っていて、不振の時であろうとそれは変わらない」

●セリエA2017-18特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP