マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、先日退団したFWズラタン・イブラヒモビッチに惜別の言葉を送った。

　2016年にユナイテッドに加入したイブラヒモビッチは、53試合で29ゴールを挙げる活躍を見せるなど、ヨーロッパリーグとリーグカップ制覇に貢献。しかし22日、元スウェーデン代表FWはクラブと契約解除に合意し、LAギャラクシーへと渡った。インテル時代にも同選手を指導したモウリーニョ監督は会見で偉大な選手を失った寂しさを打ち明けている。

「偉大な選手が終わりに近づいていくのを見るのはいつだって悲しい。ルイス・フィーゴのインテルでの最終戦を思い出すが、あれは最も辛かった出来事の1つだ。最高の選手たちの引退やキャリアの終盤に突入するのを見ると常々寂しさが込み上げてくる」

「大きな存在で、偉大な選手であるズラタンとの別れはさらに切ないものだった。彼が再びこのレベルでプレーすることはできないだろうから、ヨーロッパフットボール界は最高の選手を失ってしまった。しかし、彼はこれからLAギャラクシーで最高の時間を迎えるだろう」

「これまでに偉大なことを成し遂げたズラタンの上陸は、アメリカのフットボール界にとって素晴らしいことだ。人間性、フットボールへの情熱、プロフェッショナルリズムと、どれをとっても彼は一流だ。仮に彼が負傷で離脱していても、何がプロフェッショナルにとって必要かを証明してくれるだろう。キャリアの終盤を楽しんでほしい」

---

●プレミアリーグ2017-18特集