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後半42分まで2点ビハインドも…バルサ脅威の粘り、L・スアレス&メッシ弾でドローに持ち込む

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[3.31 リーガ・エスパニョーラ第30節 セビージャ2-2バルセロナ]

 リーガ・エスパニョーラ第30節1日目が31日に開催され、バルセロナセビージャのホームに乗り込んだ。セビージャが前半36分、後半5分にネットを揺らして2点のリードを奪うも、後半43分にFWルイス・スアレス、同44分にFWリオネル・メッシがゴールを陥れ、バルセロナが土壇場で2-2のドローに持ち込んだ。

 4日に欧州CL準々決勝第1戦ローマ戦が控えるバルセロナはメッシをベンチスタートさせ、L・スアレス、MFフィリペ・コウチーニョ、FWウスマン・デンベレを前線に配置した。前半9分にバルセロナがゴールを脅かすが、DFジョルディ・アルバのラストパスに反応したL・スアレスが左足で狙ったシュートはゴール左に外れてしまう。

 すると前半36分にホームのセビージャが先制に成功する。DFセルヒオ・エスクデロのパスを受けたFWホアキン・コレアが左サイドからグラウンダーのクロスを送ると、ゴール前のMFフランコ・バスケスがワンタッチで流し込み、スコアを1-0とした。さらに後半5分にはPA内からMFエベル・バネガが放ったシュートはGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンに阻まれるも、こぼれ球をFWルイス・ムニエルが蹴り込み、リードを2点差に広げる。

 2点のビハインドを背負ったバルセロナは後半13分、デンベレに代えてメッシをピッチを送り込む。同16分にはメッシのパスから左サイドを駆け上がったJ・アルバのグラウンダーのクロスにファーサイドで反応したL・スアレスが滑り込みながら右足で合わせるが、シュートはポストを叩いてしまった。

 まずは同点に追い付きたいバルセロナは後半32分にMFパウリーニョに代えてMFデニス・スアレス、同36分にMFアンドレス・イニエスタに代えてFWパコ・アルカセルを投入。同42分にはD・スアレスのクロスから放ったMFイバン・ラキティッチのヘディングシュートがポストを叩くなど、なかなかセビージャゴールをこじ開けられなかったものの、同43分にCKをP・アルカセルがすらしたボールをL・スアレスが豪快なボレーで突き刺して1点差に詰め寄る。

 さらに後半44分、J・アルバのパスから左サイドを駆け上がったD・スアレスのマイナスの折り返しに走り込んだメッシがPA外から左足シュートを放つと、ボールはGKセルヒオ・リコに触れられながらもゴールネットを揺らし、バルセロナが土壇場で同点に追い付いた。その後、両チームに勝ち越しゴールは生まれず、2-2のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。


●リーガ・エスパニョーラ2017-18特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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