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“C・ロナウド依存”ジダンが否定、ダービー途中交代に「休ませることも必要だ」

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ダービーでもゴールを挙げたFWクリスティアーノ・ロナウド

 8日に開催されたマドリード・ダービーでレアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドがダイレクトボレーで先制点を挙げたが、試合は1-1の引き分けに終わった。C・ロナウドは直近10試合で15ゴールをマークする得点源だが、ジネディーヌ・ジダン監督はチームの“C・ロナウド依存”を否定した。『ESPN』が伝えている。

 試合後、会見に出席したジダンはチームがC・ロナウドに過度に頼っているかを質問され、「そうは考えていない」と否定した。世界最高峰のストライカーはもちろん、唯一無二の存在。「クリスティアーノはクリスティアーノだ。彼はキャリアを通じて年間50ゴールを決めている選手だ」と前置きしたうえで、ジダンは次のように続けた。

「確かに彼と同じことをできる選手はいない。だが、ほかの選手もゴールを決められる。ここ最近も決めているようにね。私たちはポジティブに考えなければならない。クリスティアーノが私たちと一緒にいることは素晴らしいことだよ」

 11日にはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第2戦を控えており、ユベントスをホームで迎え撃つ。これを考慮したジダンは後半19分にC・ロナウドをベンチに下げた。この采配について、指揮官は「単純に休ませたかった。多くの試合がある中で休ませることも必要だよ。彼はどんどん調子を上げているし、それは見ていて分かるはずだ」と説明した。

 レアルはダービーを制すれば2位アトレティコとの勝ち点を1差に縮められたが、痛み分けに終わったことで勝ち点は変わらず4差。しかし、今節で勝利したバレンシアが3位に浮上し、レアルは4位に後退している。ジダンは「今日はチャンスが多くあったが、勝ち点3を獲得できなかった。目標は変わらず、ポイント差を縮めて2位に浮上することだ」と前を向いた。

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