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サラーに注目が集中するリバプール、クロップが語った「裸で練習しよう」の意味

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リバプールでゴールを量産するFWモハメド・サラー

 リバプールユルゲン・クロップ監督はFWモハメド・サラーに注目が集中している現状にも関わらず、チームは素晴らしい雰囲気であると語った。

 今季よりリバプールに加入したサラーは、ここまで全公式戦で40ゴールを記録。リバプールのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝進出に大きく貢献している。

 イングランドサッカー選手協会(PFA)が選出するプレミアリーグ・ベストイレブンにも選ばれ、サラーに対するメディアの注目が日に日に高まっている現状にもチームの団結は揺らいでいないと指揮官は語った。

「本当にいいチームさ。みんなモー(サラーの愛称)に対する過剰な注目を楽しんでいる。CLでのマンチェスター・シティとの試合前の練習が始まる時に、私は『さぁ、みんなで裸になろう。どうせモーしか見ていないから誰も気づかないさ』と言ったんだ」

 さらにCL準決勝ではサラーの古巣であるローマとの対戦が決まり、より一層注目が集中する可能性がある。しかし指揮官は、チームが素晴らしい雰囲気に包まれていることを強調した。

「ローマとの戦いが控えているが、サラーへの注目が収まるとは思わない。それでも問題ないさ。選手たちは素晴らしい雰囲気を作ってくれている。成功を収めるチームはいつもいい雰囲気に包まれているものだ。他のチームも素晴らしい選手たちがいるかもしれないが、素晴らしい集団ではない」

「我々は一つのチームになっており、それはとてもポジティブなことだ。選手たちはみんな一つになっている。我々は未来のために何かを残せる大きなチャンスを持っているんだ。我々はまだまだ若く、可能性に満ちている。選手たちがチームの一体感を楽しんでいることにとても満足している」

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