アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、試合前のセレモニーでアレックス・ファーガソン氏から粋な計らいがあったことに驚いたと話している。

　29日に行われたプレミアリーグ第36節でアーセナルはマンチェスター・ユナイテッドと対戦した。今シーズン終了後の退任を発表したベンゲル監督にとってアーセナル指揮官として挑む最後のオールド・トラフォードでの試合前、同指揮官は長年の宿敵ファーガソン氏からプレゼントを手渡され、敵将ジョゼ・モウリーニョ監督からも22年の功績を称える祝福を受けていた。

　試合には1-2で敗れたものの、ベンゲル監督は試合後、『スカイスポーツ』で「粋なもので、とても楽しめた」とファーガンソン氏とモウリーニョ監督からの祝福とマンチェスター・Uサポーターからの声援への驚きを語った。

「私にとってこれは1試合にすぎなかったが、マンチェスター・ユナイテッドからの計らいにとても感謝している。このようなことは予想だにしていなかったから少しばかり驚いた」

　また、若手中心で挑んだこの試合について「ポジティブなパフォーマンスができて、全体的に見れば今シーズンを表したような試合だった。もちろん結果にはがっかりしているが、最初の70分は相手の脅威を感じることなくプレーできていた。敵地で勇気を持って戦えていた」とコメントを残している。

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