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乾、弾丸ミドルで今季5点目奪取!! 3点に絡む大車輪の活躍で大勝の立役者に

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今季5点目を奪取したエイバルMF乾貴士(写真は第35節バレンシア戦のもの)

[5.5 リーガ・エスパニョーラ第36節 ジローナ1-4エイバル]

 リーガ・エスパニョーラ第36節2日目が5日に開催され、MF乾貴士が所属するエイバルジローナのホームに乗り込み、4-1で快勝した。11試合ぶりのフル出場を果たした乾は、1得点1アシストを記録してチームの勝利に大きく貢献した。

 前半9分に試合を動かしたのはアウェーのエイバルだった。ジローナDFホアン・モヒカのバックパスに対してプレッシャーを掛けた乾がヘディングで前線に送ると、ボールを拾ったMFダニ・ガルシアのラストパスをFWキケ・ガルシアが押し込んでスコアを1-0とした。さらに同38分には左から蹴り出されたCKをK・ガルシアがヘディングで叩き込み、リードを2点差に広げる。

 2-0とエイバルがリードしたまま後半を迎えると、同10分にジローナがCKのサインプレーからネットを揺らす。右CKを獲得すると、MFボルハ・ガルシアが送ったグラウンダー性のパスに対し、走り込んだFWフランシスコ・アダイが右足で合わせてネットを揺らして1点差に詰め寄った。

 しかし後半35分、センターサークル内でファウルを受けて倒れた乾が、素早いリスタートから前線にパスを供給すると、フリーで受けたMFジョアン・ジョルダンが落ち着いて右足シュートでゴールを陥れ、エイバルが再びリードを2点差に広げる。そして、仕上げは乾だ。同44分、K・ガルシアの落としを前を向いて受けると、PA外から右足を一閃。鋭いシュートはGKヤシン・ボノに触れられながらも勢いで勝ってネットを揺らし、3月3日の第27節デポルティボ戦以来となる、今季5得点目を記録した。

 3点のリードを奪ったエイバルがそのまま逃げ切り、4-1の勝利を収めて3試合ぶりの白星を獲得した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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