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さまざまな憶測飛ぶコンテ、2週間後に去就を明言か「今コメントすることは難しい」

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 チェルシーアントニオ・コンテ監督は、シーズンが終われば去就が明確になると話している。

 昨シーズン、コンテ監督は就任1年目ながらチェルシーをプレミアリーグ優勝に導くも、今シーズンは過密スケジュールに泣かされ大苦戦。残り2試合を残して5位と、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得できるトップ4フィニッシュに向けて勝ち点の落とせない試合が続く。

 これらの状況を受け、コンテ監督が今シーズン終了後に退任するのではないかと去就に関するさまざまな憶測が飛ぶ。しかし、それらの憶測に興味はないと以前から話している同指揮官は、19日のFAカップ決勝終了後に将来のことがより明確になると話している。

「私がチェルシー指揮官であることに疑いはないし、私はこのことだけを考えている。開幕戦のバーンリー戦後からさまざまな憶測が飛び交っていて、それらにコメントすることはとても難しい。しかし、あと2週間もすれば今シーズンはおしまいだ。その時になれば君らは今後のことが分かるだろう」

「実際に私には契約がある。もう一年チェルシーとの契約が残っていて、今はチェルシーのことだけを考えている。私の将来だって?我々がやっている仕事はとても難しいから将来に何でも起こり得る。すべてのことを考えて準備しなければならない」

 また、2003年にロマン・アブラモビッチ氏がチェルシーのオーナーになって以降、頻繁に監督交代を敢行。この件についてコンテ監督は「このような決断は一方的ではなく、双方の了承の下で行われていると思うが、私にはわからない。何もわからない。私が選手たちとの仕事をいくら望んでいても、我々の仕事は結果がすべてだ。チェルシーのようなビッグクラブではこれが真っ先にものをいう」とコメントを残した。

 仮にコンテ監督が今シーズンいっぱいで退任することになれば、9日のハダースフィールド戦がスタンフォード・ブリッジでの最終戦となる。

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