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衝撃発言のC・ロナウド…チームメートは退団、クラブは残留を信じる

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クリスティアーノ・ロナウドは退団か?

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝リバプール戦終了後にレアル・マドリー退団を示唆したFWクリスティアーノ・ロナウドだが、チームメートは同選手からその意思を伝えられていたようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

 C・ロナウドはリバプールを3-1で下し、CL三連覇を達成した直後に「マドリーにいられて幸せだった。これから数日の間に、いつもそばにいてくれたファンに一つの返答をしたい」と発言していた。『マルカ』曰く、C・ロナウドはそのリバプール戦の数週間前に、チームメートに対してレアル退団を希望していることを伝えていたとのことだ。

 リバプール戦直後の発言について、チームのキャプテンたちは不適切なタイミングだとC・ロナウドに警告をしていたようだが、ポルトガル代表FWはレアルでの最後の試合を終えたという感慨でもって、そう語るに至ったとみられる。

 このためレアルの選手たちは、C・ロナウドの退団がすでに既成事実になっていると捉えている様子。その一方でクラブは、C・ロナウドの言動に対して憤りを感じながらも、その去就については退団の恐れはないと落ち着き払っているようだ。

 レアルはC・ロナウドと2021年まで契約を結んでおり、そしてその契約解除金が10億ユーロ(1277億円)であることを理由に、同選手の残留に自信を持っている模様。クラブ幹部の多くは、C・ロナウドの最近の言動がはったりに似たもので、最終的には残留することを見込んでいるという。

 なおC・ロナウドは、バルセロナFWリオネル・メッシ、パリSGのFWネイマールの約半分となる年俸2100万ユーロ(約27億円)に不満を持っており、レアルから新契約を提示されることを待っているともされる。しかしクラブ側は今のところ、今年2月に33歳を迎えた同選手の希望に沿う新契約を用意していないようだ。

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