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MLS挑戦のルーニー、「エバートンは移籍を歓迎していた…」

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MLSに挑戦するFWウェイン・ルーニー

 エバートンはFWウェイン・ルーニーに対し、放出の意思をはっきりと示したようだ。13日、『ESPN』が伝えている。

 ルーニーは6月28日、アメリカのメジャー・リーグ・サッカー(MLS)に所属するDCユナイテッドへの加入を正式に発表した。32歳のイングランド人FWは14日の土曜日にMLSデビュー戦を迎える予定だ。

 ルーニーは今回の移籍について、「不満の残る移籍だったとは思わない。勝つため、そしてプレーするための決定だった」と理由を話す。「もしマンチェスター・Uにまだいたら、こういうことは起きていなかっただろう。契約はまだ2年残っていたから、クラブに残ることを決意していたはずだ。賃金交渉をして、それで十分だった」と語りつつ、「だけど僕はプレーしたかった。エバートンとの契約はあと1年残っていたけど、エバートンは僕の退団を歓迎するとはっきり言ってくれた」とクラブへの思いを明かし始めた。

 ルーニーは昨シーズン、エバートンで合計11ゴールを決めている。ただし来シーズンの構想には入っておらず、ルーニーとしてもその理由は知らされていないようだ。

「理由がなんであれ、僕にはわからない。自分としてはOKだと思っていたから。シーズンのほとんどを中盤でプレーしていたけど、僕はチーム内で一番得点していた。だから……」

「エバートンと移籍について話したときのことだ。僕はこう言った。『僕は子供じゃない。もしクラブを去ってほしいなら言ってほしい。もし残ってほしいなら言ってほしい』ってね」

「まだ18歳~21歳だったら、今のようにうまく対処できなかっただろう。エバートンから構想外を伝えられたとき、僕は『わかったよ』とだけ言った。だからといって、エバートンに対して失望するつもりはない」

 キャリアの終盤に差し掛かったルーニーだが、そのサッカー熱はいまだ衰えてはいない。「32歳になったけど、まだ35歳、36歳というわけじゃない。ここに来るべきタイミングだったんだ。僕はこのリーグでインパクトを残したい。そしてこのリーグに注目が集まればと思う」と新大陸に挑む意気込みを語った。

「得点を決めて、チームの助けとなるプレーがしたい。最初に言っておきたいんだけど、このリーグでやれる、成功できると思っていなければ、僕はここには来ていない。僕は現実主義者だ。僕はこのリーグで成功できると思っている。あとはやってやるだけだ」

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