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イタリア激震…セリエA復帰のパルマ、“八百長”により処分決定

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パルマの八百長が認められた

 23日、イタリアサッカー連盟がパルマに処分を言い渡した。

 2015年に経営が破綻し、セリエD(イタリア4部)から再起を図っていたパルマは、3年連続で昇格を果たし、2018-19シーズンからのセリエA復帰が決定。1993年にUEFAカップウィナーズ杯、95年と99年にはヨーロッパリーグ(EL)の前身であるUEFA杯で優勝を果たした“古豪”がイタリア最高の舞台に戻ってきた。

 しかし、パルマが2-0で勝利して自動昇格となる2位を決めた昨シーズンのセリエB最終節スペツィア戦で、FWエマヌエレ・カライオ(36)が相手選手に対して八百長を持ちかけたという疑惑が浮上。イタリアサッカー連盟が調査に乗り出していた。

 その結果、カライオの関与が認められ、イタリアサッカー連盟はパルマに対して2018-19シーズンの勝ち点5剥奪、さらにカライオに2年間の出場停止処分を科した。一時は昇格取り消しの可能性もあったパルマだが、1部残留に向けて厳しい船出となった。

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