ロシアW杯の出場権を逃し、EURO2020での復権を目指すイタリアに、強力なスタッフが入閣するようだ。イタリア『カルチョ・メルカート』は、元代表アンドレア・ピルロ氏がアシスタントコーチに就任すると伝えている。

　プレーオフでスウェーデンの前に屈し、60年ぶりに本大会出場を逃したイタリア。新たにロベルト・マンチーニ監督が就任し、これまで長きに渡りチームを支えたGKジャンルイジ・ブッフォンやMFダニエレ・デ・ロッシらベテラン選手が代表引退を発表するなど、新たなスタートを切ることになった。

　そんなEURO2020での復権を目指す“アッズーリ(イタリア代表の愛称)”に、強力なスタッフが入閣するようだ。『カルチョ・メルカート』によると、現役時代に数々のタイトルを獲得してきたレジェンド、ピルロ氏がアシスタントコーチ就任に近づいているという。

　マンチーニ監督も『スカイスポーツ』に対し、就任を認めつつ、喜びを語っている。

「アンドレアはコーチになる予定だと思う。彼をスタッフに加える可能性があるが、それは良い解決策になるだろう。彼は世界チャンピオンだ。ナショナルチームを代表する選手であったし、多くの経験がある。まだイタリアに多くのものをもたらせるよ」

　2006年には、W杯優勝を経験しているピルロ氏。新星“アッズーリ”に、頼もしいスタッフが加わることとなりそうだ。