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「キャリアの終わりのC・ロナウド獲得は危険な賭け」ナポリ会長がユーベに疑問

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ユベントスFWクリスティアーノ・ロナウド

 ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が30日、『ラ・ベリタ』のインタビューに応じ、レアル・マドリーからユベントスへ電撃移籍したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドについて、自身の見解を示した。

 バロンドールを5回受賞した世界最高峰のFWが今夏、1億500万ユーロ(約136億円)の移籍金でユベントスへ加入したことで、世界を驚かせた。だがナポリのラウレンティス会長は、脚光を浴びたユベントスのC・ロナウド獲得に首を傾げた。その理由に33歳というC・ロナウドの年齢を挙げた。

「キャリアが間もなく終わる選手たった一人を獲得するために、あれほど高額な金額を支払うなんて、非常に危険だ。C・ロナウドはかなりの年齢なわけで、クラブの収支のバランスを考えると、彼の獲得は一か八かの一手だ」

 ナポリ会長は、C・ロナウドの年齢を考慮した場合、高額な移籍金が見合わないと指摘。ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)を順守していく上で、危険な賭けになるのではないかと主張している。

「競技での成功、それともビジネスでの成功が優先されるのか。C・ロナウドの年俸は、現在のユーベ全選手の年俸と比較しても、あらゆる規格からかけ離れている。これほど馬鹿げて異常な給料を支払い始めたら、遅かれ早かれ収支に影響が及ぶ」

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