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ニース指揮官ビエラ、悪童バロテッリの退団を容認「彼が残留することはないだろう」

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マリオ・バロテッリは退団か

 これまでニースイタリア代表FWマリオ・バロテッリには移籍のうわさが浮上していたが、指揮官パトリック・ビエラも教え子の退団を容認しているようだ。

 11日に行われたリーグ・アン第1節で、ニースはランスをホームに迎え撃った。ニースは開始2分で失点してしまうと、その後は試合の大半で主導権を握りながらも1点が遠く、0-1で開幕ゲームを落としている。

 試合後、この試合でバロテッリがベンチ外だったことについて指揮官ビエラは「マリオは異なるチームに移りたいと主張していたので、この試合では戦力として想定していなかった」とコメント。

「彼がここに残留することはないだろう。我々は選手たちの自主性やモチベーションを重視する。ここを去りたいと言っている選手をつなぎ止める理由はないので、彼の移籍を後押しするよ」

 ビエラ監督は現役時代に同僚だったバロテッリの退団を容認した一方で、その動きは停滞している状況だ。

 今夏の移籍市場でバロテッリにはマルセイユ、パルマ、ボローニャ、トリノ、ドルトムントなどが関心を示していたが、いずれも具体的な段階まで話は進展せず。指揮官ビエラはバロテッリを構想外と見ているだけに、ニース退団は確実と見られるが、果たしてイタリアの悪童はどのチームに新天地を求めるのか。引き続きその動向が注目されるところだ。
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