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マンチーニがバロテッリにエール「マリオは大人になった…過去は過去だと証明して」

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ロベルト・マンチーニ監督は愛弟子のマリオ・バロテッリに信頼を寄せている

 イタリア代表ロベルト・マンチーニ監督は、26日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、ニースに所属するFWマリオ・バロテッリについて語った。

■教え子バロテッリを高く評価

 バロテッリは長らく、ピッチ外での行動が問題視され、イタリア代表から遠ざかっていたが、恩師であるマンチーニが指揮官に就任したことで今年5月、4年ぶりに代表復帰を果たした。新生イタリアの初陣となった親善試合サウジアラビア戦では、いきなりゴールを挙げ、インパクトを残した。

 マンチーニは、インテルやマンチェスター・シティでも指導した愛弟子バロテッリの能力を高く評価している。

「マリオは大きな潜在能力を持っている。2012年ユーロでイタリアを決勝に導いたときのように、決定的な仕事をする可能性がある。フィジカル、テクニック、シュート、ヘッドでの一撃も優れていて、万能なCFだ」

 ピッチ外でメディアに晒され、話題となることの多かったバロテッリだが、マンチーニは近年の成長を認め、エールを送った。

「彼は28歳だし、成長した。若い頃は、愚かな行為を何度もしてしまうことはある。私もそうだった。重要なのは、自分の過ちを理解し、教訓とすることだ。前回の合宿では、マリオは大人になったように見えたし、再びアッズーリでも重要な選手になりたいという意欲が見て取れた。プレーを続けて、過去は過去だということを証明して欲しい。私は信じている」

■ピルロの入閣を熱望するマンチーニ

 またマンチーニは、イタリア代表スタッフ入りの可能性が報じられているアンドレア・ピルロ氏についても言及している。

「公式発表を待とう。いずれにせよアンドレアは監督を志望している。だからこれこそ彼が進むべき道だよ。スタートとしては、良いと思う。それに彼のようなクオリティのある人物なら、ピッチでも必要なんだけど… 冗談は別として静観してみよう。我々のチームに加わってくれることは重要だよ」
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