トルコへの移籍がうわさされているアンデルレヒトのMF森岡亮太だが、どうやら家族の理由でこの移籍は保留状態のようだ。トルコ『Bursaspor Luyuz』が伝えた。

　今冬からベルギーの強豪アンデルレヒトで10番を背負う森岡。しかし、今夏のプレシーズンで出遅れた同選手は、開幕からの数試合で出場機会がなく、ハイン・ヴァンハーゼブルック監督の構想外として考えられていた。

　その間、アントワープやズルテ・ワレヘムといったベルギー国内のクラブをはじめ、トルコのブルサスポルなどからもオファーがあり、退団が濃厚であるとされている。しかし、第4節のムスクロン戦で今シーズン初出場を果たした同選手は「移籍の噂には驚いている」と残留を示唆するコメントを残したが、依然として去就は不透明のまま。

　ブルサスポルからのオファーに、森岡自身は前向きだと『Het Nieuwsblad』をはじめ多くのベルギーメディアが報じているが、トルコへの移籍交渉は進展していない。トルコの同メディアはこの理由について「妻がトルコ行きをためらっている」と報道。そのため、同選手は家族を説得することを最優先しなければならないようだ。

　アンデルレヒトでようやく出場機会を手にした森岡は、移籍市場の閉幕を迎える8月末までにどのような決断を下すのだろうか。

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