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キミッヒ、残留宣言のレワンドフスキに注文「彼からの僕たちに対する評価もないと」

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残留を宣言したFWロベルト・レバンドフスキ

 今夏、去就が騒がれたバイエルンのFWロベルト・レバンドフスキはついに残留を宣言。同僚のMFヨシュア・キミッヒはその存在の重要性を語りつつ、同FWへの注文を口にした。

 移籍を望んでいたレワンドフスキだが、ドイツ誌『シュポルト・ビルト』のインタビューではその理由について、「(昨季の終盤)2、3試合重要な試合で点が取れず、『レワンドフスキなら自由に叩いていい』というような感じになったんだ。誰も僕の近くにはいなかったし、クラブも守ってくれなかった」と当時の心境を語った。

 だが、エースはブンデスリーガ開幕を前に「ただ、今はバイエルンにハートが戻った」とその考えを変えたとのこと。「新監督のニコ・コバチとは本当に良い対話ができている。彼は僕が何を感じているのか理解している。チームや僕がどのようにプレーすべきかアイディアを伝えてくれるし、満足している」と新監督の言葉やプレシーズンでの「ファンの温かい声援」が心を入れ替えることにつながったと話している。

 そんなチームメイトの残留宣言について、22日の記者会見でキミッヒは以下のようなコメントを残した。『シュポルト1』が伝えている。

「ロベルトは、彼が僕たちにとっていかに重要なのか知っているはずだ。彼がチームにいることにより、(リーグ戦)30ゴールは保証されるんだ。まあ、昨季は29ゴールしか決めてくれなかったけどね。ガッカリしたよ(笑)」

「でも彼は後方でボールを拾いながら1人でドリブルで駆け上がり、ゴールを決め続けているわけではないことも見てほしい。彼には毎年ゴールを挙げ続けるするためにサポートしているチームメイトたちがいるんだ。僕たちが彼を評価するだけではなく、彼の僕たちに対する評価もなければいけないんだ」

 レワンドフスキがクラブからの評価を感じていなかったことについても触れている。

「どこで働くにしても評価は大事なテーマ。だが、サッカー界での評価は必ずしも公に語られなければならないものではない。ロベルトが、それが足りなかったと言うのなら、もちろんそう信じざるを得ないけどね」

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