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モウリーニョの解任論が加速か?マンU、3失点敗戦で早くも今季3敗目

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ジョゼ・モウリーニョ監督の去就問題に発展か?

[9.29 プレミアリーグ第7節 ウエスト・ハム3-1マンチェスター・U]

 プレミアリーグは29日、第7節を行った。マンチェスター・ユナイテッドは敵地でウエスト・ハムと対戦し、1-3で敗れた。

 前節ウォルバーハンプトンと引き分け、25日のカラバオ杯(リーグ杯)3回戦ではダービー・カウンティ(2部相当)にPK戦の末に敗れたユナイテッド。10月2日にバレンシアとのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグを控える中、ダービー戦から先発7人を入れ替え、MFポール・ポグバやDFルーク・ショー、MFマルアン・フェライニらが起用され、MFスコット・マクトミネイ(21)は今季リーグ初先発となった。

 試合は立ち上がりから押し込んでいたホームチームが先制する。前半6分、FWアンドリー・ヤルモレンコのスルーパスで右サイドを抜け出いたDFパブロ・サバレタがグラウンダーのクロスを供給。ニアに走り込んだMFフェリペ・アンデルソンが右足ヒールで合わせ、ゴールネットを揺らした。

 先制を許したユナイテッドは、前線のFWアントニー・マルシャルやFWロメル・ルカクがボールをキープするもフォローが遅く、孤立気味に。前半23分にはルカクのヘディングシュートが右ポストを叩いたが、なかなかチャンスを作れないでいると、前半43分に痛恨の失点を喫してしまう。

 ウエスト・ハムは左CKからF・アンデルソンが右足で蹴り込み、DFイサ・ディオプが頭で触ったボールをPA右でヤルモレンコが受け、左にボールを運んで左足を振り抜く。これがDFビクトル・リンデレフに当たってゴールに吸い込まれ、2-0とリードを広げた。

 後半に入ってもリズム良く攻撃を仕掛けることができないユナイテッドは、12分にリンデレフを下げてFWマーカス・ラッシュフォードを投入。19分には右サイドからMFアシュリー・ヤングがクロスを入れ、フェライニが渾身のヘディングシュートを放つが、GKウカシュ・ファビアンスキに右手で止められてしまう。

 さらにユナイテッドは後半25分にポグバに代えてMFフレッジ、26分にはマルシャルとMFフアン・マタに代えると、直後にセットプレーから1点を返す。左CKからショーが左足でクロスを入れ、ニアに飛び込んだラッシュフォードが右足で合わせ、1-2と1点差に詰め寄った。

 ここから追いつきたいユナイテッドだったが、前がかりになったところを突かれてしまう。ウエスト・ハムは後半29分、MFマーク・ノーブルのスルーパスで完全に裏へ抜け出したFWマルコ・アルナウトビッチがGKダビド・デ・ヘアとの1対1を冷静に制し、3-1。再びリードを2点に広げた。

 試合はそのままタイムアップ。敗れたユナイテッドは今季プレミア7試合を終えて早くも3敗目を喫した。さらにカラバオ杯に続く敗戦により、ジョゼ・モウリーニョ監督の解任論が加速しそうだ。

 なお、ユナイテッド次期監督候補にレアル・マドリーをチャンピオンズリーグ3連覇に導いたジネディーヌ・ジダン氏の名前が挙がっており、英『サン』によると英語のレッスンを開始したと伝えられている。

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