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5戦未勝利のイタリア代表、指揮官は「内容は良かった」と前向き

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ロベルト・マンチーニ監督は試合内容を前向きにとらえる

[10.10 国際親善試合 イタリア1-1ウクライナ]

 イタリア代表はウクライナ代表との親善試合でドローとなり、5試合連続で白星なしとなった。試合はイタリアが後半10分に先制したものの、同17分に追いつかれ、1-1の引き分けとなった。

 『フットボール・イタリア』によると、ロベルト・マンチーニ監督は試合後、得点力について言及。「得点を奪うためには、チャンスのときにもっとゴールへと近づく必要がある。ウクライナは2度のチャンスでゴールを決めたが、我々はどのチャンスも得点に結びつけるまでに苦労してしまった」と攻撃面での課題を挙げた。

 イタリアはFWフェデリコ・キエーザ、FWロレンツォ・インシーニェ、FWフェデリコ・ベルナルデスキの3人が前線に張り、ゴールに迫った。しかし、データサイト『opta』のツイッター(@OptaPaolo)によると、イタリアは2017年6月のリヒテンシュタイン戦以来の枠内シュート7本で相手ゴールを脅かしたが、後半10分のベルナルデスキの得点のみに終わっている。

 攻撃陣について指揮官は「良かったよ」と及第点を与える。「キエーザは、ベルナルデスキやインシーニェが備えているようなゴールへの飢えを手に入れる必要がある。彼らにはゴールする技術も質も兼ね備えているし、センターフォワードに問題はない」と若い攻撃陣への信頼は揺らいでいないようだ。

 マンチーニ監督就任以降、初戦のサウジアラビアに白星を挙げたものの、その後はフランス(1-3)、オランダ(1-1)、ポーランド(1-1)、ポルトガル(0-1)、そして今回ウクライナに引き分けて3分2敗。指揮官は「勝っていないことにうんざりしているし、みんなだってそうだ。ただ、今日は良いサッカーの時間帯が長かった。親善試合でこの内容ができたのだから、日曜の(ネーションズリーグ)ポーランド戦では勝つことができると思っている」と気持ちを切り替えている。

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