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「夢が叶ったようだ」監督デビューが決まったアンリ、古巣モナコへの復帰に歓喜

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 モナコの指揮を執ることが決まったティエリ・アンリ監督は、就任後初めての記者会見に臨んだ。

 現役時代にアーセナルやバルセロナ、フランス代表で大活躍したアンリ監督。引退後、ベルギー代表のアシスタントを経て、先日にレオナルド・ジャルディム監督を解任した古巣モナコで監督としてのキャリアをスタートさせることが決まった。そして17日、アンリ監督は最初の記者会見を行った。

「まず、家に戻る機会を与えてくれた会長と副会長、スポーティングディレクターに感謝したい。それに、私に成長の機会を与えてくれ、出ていくことを許してくれたベルギーサッカー連盟にも感謝したい」

「アーセナルとの関係はもちろん重要なものだが、ここはキャリアを始めた場所だ。ここで再びスタートで切ることは夢が叶ったことのようだ。多くのコーチからさまざまなことを学んだ。(アーセン)ベンゲルも私に偉大なプロフェッショナルとしてのあり方を教えてくれた。それにペップ・グアルディオラの近くでも仕事をした。(ジャン・クロード)スオードや(レイノー)ドゥヌエもフランスで私に多くを教えてくれた」

 2シーズン前にはリーグ・アン制覇、昨シーズンはパリ・サンジェルマンについで2位と好成績を収めるも、今シーズンはここまで1勝と大不振に陥るモナコ。チームをどのように立て直すかと今シーズンの目標について問われたアンリ監督は「もちろん現状は容易いものではない。今は週末のストラスブール戦のことだけを考えなくてはならない」とまずは目の前の試合に集中したいと話した。

 最後にアンリ監督はなりたい指揮官像についても言及した。「仕事をするときは仕事をする。そのあとで時間があれば笑って、楽しむ。コーチには柔軟性が必要だ。そして忍耐強さがカギになる。結果はもちろん大事なことだが、練習の成果が常に結果として現れる」

 アンリ監督は20日のストラスブール戦で初陣を切る。

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