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批判に晒されるモウリーニョを擁護するサッリ「彼はもっと敬意を払われるべき」

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マウリツィオ・サッリ監督がジョゼ・モウリーニョ監督を擁護

 チェルシーマウリツィオ・サッリ監督は、敵将ジョゼ・モウリーニョ監督がもっとリスペクトされるべきだと話した。

 今季、不調な前半戦を送っているマンチェスター・ユナイテッド。プレミアリーグ第7節までに3敗を喫し、カラバオカップでも3回戦で2部のダービー・カウンティの前に屈するなど大不振に陥る。さらに、ポール・ポグバら主力との確執が報じられるなど、モウリーニョ監督の立場は危うくなり、去就に関するうわさが後を絶たない。

 しかし、20日にユナイテッドをホームに迎えるここまで無敗でリーグ戦2位につけるチェルシーのサッリ監督は、19日の試合前会見で、批判を浴び続けるモウリーニョ監督を擁護し、数々の栄光を手にした同指揮官はもっと敬意を払われるべき存在だと語った。

「我々は全てを勝ち取ったコーチについて話している。彼は世界中どこでも多くを勝ち取って来た。だから、私は彼をリスペクトしなければならないと思う。しかし、私だけではなく、君たち全員が彼をもっとリスペクトすべきだと思う」

「彼は素晴らしいコーチで、世界最高の指揮官の1人だ。だが、君たちはたった8試合についてしか取り上げていない。チャンピオンズリーグで彼らはよくやっているし、プレミアリーグでもこれからさらに良くなっていくはずだ。彼らはとても強いチームで、一人ひとりの選手がプレミアリーグのベストプレーヤーだ。今のところマンチェスター・シティが頭一つ出ているが、ユナイテッドも強いチームだ」

 また、アントニオ・コンテ前監督とモウリーニョ監督がしばしば口論を繰り広げていたことにも話題が飛び、サッリ監督はユナイテッド指揮官と前任者のような関係にはならないだろうと話した。

「アントニオに何があったのか私にはわからない。ピッチ上では少しばかりナーバスになるからそれが原因だったかもしれない。今では何だって言えるが、別に重要なことではない。ただ、アントニオもモウリーニョもお互いを尊重し合っていたとは思う」

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