beacon

シメオネが自身のフットボール観を語る「プレースタイルに真実などない。真実は勝つことのみ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ディエゴ・シメオネ監督が自身のフットボール観を語る

 3日のリーガ・エスパニョーラ第11節、アトレティコ・マドリーは敵地ブタルケでのレガネス戦に臨む。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、マウリシオ・ペジェグリーノ監督が率いるチームに対する警戒感を表している。

「彼らは素晴らしい監督が指揮する素晴らしいチームだ。強大なチームとも見事に競い合うことができる。彼らに打撃を与える道を見つけたい」

 アルゼンチン人指揮官はまた、今季のリーガがこれまで以上に競争的なコンペティションになっているとの見解を示し、その理由を次にように説明した。

「ワールドカップでは監督たちの戦術的成長を目にできた。そのために、チームが様々なやり方でプレーできるという理解が生まれたわけだ。それこそがフットボールであり、勝利するための方法は一つだけではないんだよ」

「ここスペインで、いくつかのチームはもう3~4年前のようなプレーを見せられずにいる。昨季のバルセロナは凄まじかったが、現在はそのレベルに達していない。何が起きているのかというと、フットボールがさらに育まれているんだ」

「プレーする方法は一つではなく、どんな方法でだって勝利することができる。監督としては、自チームの選手たちの個性をどう生かすかを見なくてはならない」

 堅守速攻の指揮官と語られることも多いシメオネ監督だが、一つのスタイルに固執しているわけではないようだ。

「私は明確な一つのスタイルに固執しているわけではない。君たち(報道陣)がチームや監督の立ち位置を決めているだけだ。フットボールは素晴らしい。なぜなら、誰も真実など手にしていないからだ。ここにある真実は、勝つことのみだ」

●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP