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記者の質問に苛立つモウリーニョ…不出場のポグバについては「ノー」

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マンチェスター・ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督

 マンチェスター・ユナイテッドジョゼ・モウリーニョ監督は、リバプール戦後の会見で記者陣の質問に苛立つ様子を見せた。

 16日に行われたプレミアリーグ第17節で、マンチェスター・Uは敵地でリバプールと対戦。ライバルとの一戦で意地を見せたいマンチェスター・Uは、24分にリバプールに先制点を許すも、その9分後にジェシー・リンガードがゴールを奪って試合を振り出しに戻す。しかし、後半にジェルダン・シャキリに2ゴールを奪われ、1-3で敗れた。

 この敗戦で、首位リバプールとの勝ち点差は「19」に広がり、上位勢の背中が遠のいてしまったマンチェスター・U。試合後、モウリーニョ監督はイギリス『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、これでも選手たちを擁護するかとの質問に反論した。

「どういうことだ? 選手たちが不誠実とでも言いたいのか? 君たちは私に選手たちが不誠実か聞くことができる。しかし、君たちとは逆で、私は彼らを誠実だと信じている。フットボール選手である以上、毎日、毎試合、毎分全力を尽くす必要がある。少しでも手を抜いてしまえば君たちは選手たちを不誠実だと呼べるが、彼らはピッチの上で全力を出していた」

 また、この窮地から立て直すことができるかと問われた同指揮官は、トップ4を狙えるチャンスがあると強調した。

「タイトルは取れないだろうが、まだ4位フィニッシュを果たせるチャンスはある。ただし、簡単ではないだろう。間違いなくトップ6には入れるが、現状でのベストは4位に入ることだ。今はまず、5位を目指す必要があり、その後4位を目指す」

 これでマンチェスター・Uの今シーズンの失点数は29に到達し、早くも昨シーズンの失点数である28を上回った。モウリーニョ監督は自身の戦術が問題ではなく、地力の差でリヴァプール攻撃陣に太刀打ちできなかったと認めた。

「リバプールは我々よりも良いチームで、彼らのインテンシティやフィジカル面、さらにテクニック面を我々と比べることはできない。3点目が入るまで我々は戦えていて、最後の10分や15分は彼らと同じだけのチャンスを作れていたから引き分けにできる可能性もあった」

 また、この試合をベンチから見守ったポール・ポグバについて問われると「ノー」と即答。理由については「(ネマニャ・)マティッチ、(ジェシー・)リンガード、(アンデル・)エレーラで満足しているからだ」と回答している。

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