アーセナルのウナイ・エメリ監督は、敗れたトッテナム戦でメンバー外になるなど、去就が注目されるMFメスト・エジルの将来はアーセナルにあると主張した。

　19日に行われたカラバオカップ準々決勝の0-2で敗れたトッテナム戦では、スタンドで試合を観戦したエジル。エメリ新体制になって以降、定位置を確保しているとは言い難い状況が続いており、イギリス『デイリー・メール』は1月に退団し、インテルに新天地を求めるのではないかと報じていた。

　エジルの去就に関する様々な報道が流れる中、エメリ監督は依然として同選手を戦力として計算していると強調し、22日にホームで行われるバーンリー戦に起用する可能性があると明言した。

「(エジルはメンバーに入っているかとの問いに)イエス。良いメンタリティを持った選手全員にチームを助けてもらいたい。彼は彼自身が持つ能力と特徴を我々に与えてくれるだろう。我々にはメスト・エジルが必要だ」

「全選手がプレーすることを望み、チームを助けたいと思っているはずだ。試合に出られないとき、全員が同じようにフラストレーションを感じている。私は彼に我々が求めていることを伝えた。彼はチームを助けるための献身性や能力を持つ選手だ。明日、彼は18人のメンバーの中に入っている」

　また、公式戦22試合連続無敗からサウサンプトンとトッテナム相手に2連敗を喫したアーセナル。エメリ監督は22日のバーンリー戦で勝利を取り戻し、トップ4との差を縮めたいと話した。

「この試合は非常に重要だ。他のチームは勝ち続け、止まらない。サウサンプトンに敗れた後だから我々には3ポイントが必要だ。バーンリーのことをリスペクトしているし、彼らは良い選手を揃える良いチームだ。守備陣が良く組織され、ロングボールを生かしてくる。明日はビッグマッチになるだろう」

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