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久々にピッチに立った香川真司、テストマッチで存在感…移籍前ラストマッチの可能性も

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香川真司が久々のピッチへ

 ドルトムントは7日にスペインのキャンプ地にてデュッセルドルフとテストマッチで対戦し、3-2で勝利を収めている。デュッセルドルフのFW宇佐美貴史と同様、後半から出場したドルトムントのMF香川真司は、この一戦で決勝点に絡むなど好プレーを見せた。

 ドルトムントはこの日、体調を崩したMFマルコ・ロイスや離脱中のDFマヌエル・アカンジやアブドゥ・ディアロ、FWパコ・アルカセルらが欠場。MFアクセル・ビツェルはプレイメイカーを務める一方で、MFユリアン・バイグルはセンターバック、マキシミリアン・フィリップはトップ下で臨む4-2-3-1という布陣でスタートした。

 試合は15分にデュッセルドルフのMFケヴィン・シュテーガーが先制弾を決めると、ドルトムントは31分にはDFウカシュ・ピシュチェクからのパスをパオロ・ゲレイロが折り返してフィリップが押し込む格好で同点に。フィリップはさらに35分、見事なミドルシュートを突き刺してドルトムントが逆転に成功する。

 1点のリードで前半を折り返したドルトムントは8人を入れ替え、香川も久々にピッチに立つ。67分、DFマルチン・カミンスキが宇佐美のCKをヘディングで沈めてデュッセルドルフに追いつかれるも、香川と同じく後半開始から出場したジェイドン・サンチョと度々素早いワンツーから相手DFラインを崩すプレーを披露。78分にはサンチョが香川のパスに反応するもシュート相手GKに阻止され、さらに85分、香川が宇佐美に倒されて好位置で獲得したFKを惜しくも外してしまう。

 90分には香川はデュッセルドルフゴールに迫ると、1対1となった相手GKをかわしてシュートを放つ。それはライン上で相手DFにクリアされたが、こぼれ球は最終的に左サイドのMFセルヒオ・ゴメスに渡り、そのクロスをDFマルセル・シュメルツァーが押し込んで3-2に。香川は自らのゴールは逃したものの決勝点の起点となり、2019年初戦での白星獲得に貢献した。

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