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アジア杯敗退でソン・フンミンは自身の調整を反省…トッテナムファンは歓喜

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自身の調整を反省するFWソン・フンミン

 韓国代表のFWソン・フンミンがアジアカップ敗退への責任を痛感する中、トッテナムサポーターは主力の早期復帰を喜んでいるようだ。

 25日に行われたアジアカップ準々決勝で韓国代表はカタール代表と対戦。ボールポゼッションを高めるもなかなか崩しきれない韓国代表に対して、カタール代表は後半33分にアブデルアジズ・ハティムが強烈なミドルシュートを叩き込み、先制に成功する。その後も韓国代表はチャンスを作り続けるも最後まで1点が遠く、0-1で敗れて大会から姿を消すことが決まった。

 試合後、フル出場したキャプテンのソン・フンミンはグループリーグの最終節から韓国代表に合流するといった強行スケジュールの影響で十分なプレーができなかったと悔しさを滲ませるとともに、主将としての責任を痛感しているようだ。

「ちゃんとした準備ができなかった。疲れ切っていた。フィジカルの状態が最高とはほとんど思えず、睡眠もとれなかった。もっと自分自身の状態を管理すべきだった。多くの人が期待していた中、良いプレーが全くできなかったことにとても怒りを感じている。僕のプレーの影響で、このような終わりを迎えてしまった」

 一方、所属先のトッテナムにとっては朗報。現在、エースのハリー・ケインに加え、デレ・アリもケガを負い、両選手とも3月まで離脱することが見込まれている。厳しい台所事情の中、24日のカラバオカップ準決勝では、チェルシーにPK戦の末に敗れて、決勝進出を逃していた。

 当初は2月までチームに合流できないと考えられていたソン・フンミンだが、韓国代表の予想外の敗戦にトッテナムサポーターは歓喜に沸いているようだ。ツイッター上では「最高のニュースだ」や「ソンが予想よりも早くに帰って来てくれる」といった喜びのコメントが散見した。

 ソン・フンミンがコンディション面で問題なければ、30日のワトフォード戦への出場が期待されている。

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