アヤックスのエリック・テン・ハーグ監督は、状態が心配されたDFフレンキー・デ・ヨングがレアル・マドリー戦に間に合うと明かした。

　今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)で、バイエルンとも同等に渡り合うなどの躍進を見せるアヤックスの中心選手として活躍するデ・ヨング。しかし、9日のエールディヴィジでは筋肉系のトラブルを抱えたために欠場し、13日の欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦のレアル・マドリー戦への出場が危ぶまれていた。

　そんな中、試合前日の会見に出席したテン・ハーグ監督は、内転筋に故障を抱え、状態が心配されていたFWダビド・ネレスとともにデ・ヨングをレアル・マドリーとの大一番に起用できると話した。「フレンキーとネレスは元気で、この試合に出られることを楽しみにしている」

「多くの人が想像しているように、私も(今夏にバルセロナに加入する)彼がこの試合へ特別なモチベーションを持っていると考えている。フレンキーが考えていることはただ1つ。それは良い形でシーズンを終えることだ。マドリーとの試合でもベストを出し切ってくれるはずだ」

　新シーズンからバルセロナに活躍の場を移して宿敵レアル・マドリーと相対することになるデ・ヨングは、クラシコ前哨戦とも言えるこの一戦でどのようなプレーを見せてくれるのだろうか。

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