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マルセイユ指揮官がバロテッリをべた褒め「トッティを思い出させるような戦術眼」

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マルセイユ指揮官がFWマリオ・バロテッリを称賛

 マルセイユの指揮官リュディ・ガルシアが、記者会見の席で新加入のFWマリオ・バロテッリに賛辞を贈った。

 バロテッリは今冬、2年半にわたって所属したニースを退団し、日本代表DF酒井宏樹も所属するマルセイユに加入した。新天地への適応は順調で、すでにリーグ戦3試合に出場して2ゴールを挙げ、存在感を示しつつある。昨年は恩師であるロベルト・マンチーニの下で4年ぶりとなるイタリア代表復帰を果たしたバロテッリだが、昨夏から元ニースFWの獲得を熱望していたマルセイユ指揮官は、自身がローマ時代(2013~2016年)に指導したイタリア代表のレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏に例えた。

「バロテッリはチームと上手く連携してプレーしている。ボールをキープしてくれるし、素晴らしい戦術眼を持っていて、チームメイトにパスを供給する能力を見ると、フランチェスコ・トッティのプレーを想起させるものが少しある」

「彼は良いチームメイトになると分かっていたし、来る前から確信していた。彼は全員と打ち解けているよ。マリオとはすべてが上手く行っている。彼自身も幸せに感じているようだ」

 指揮官リュディ・ガルシアはバロテッリをトッティに例えたものの、両者には因縁も。バロテッリはインテル時代の09-10シーズン、コッパ・イタリア決勝のローマ戦で試合中にローマのサッカーに悪態をついていたことからトッティの怒りを買い、トッティはバロテッリを蹴りあげ退場処分を受けた。両者には確執があったとされる一方で、トッティは後に代表の後輩でもある、悪童バロテッリの才能に賛辞を贈っている。

 次戦は16日のアミアン戦となるが、果たしてバロテッリはマルセイユ指揮官の指摘通りに先輩を想起させる活躍を見せられるのだろうか。悪童がマルセイユで攻撃の要としてどう機能するのか、バロテッリのプレーに注目が集まる。

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