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サッリ監督「誤解があった」と説明も…「ケパの振る舞いは良いものじゃない」

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激高するサッリ監督

 チェルシーマウリツィオ・サッリ監督は試合後の会見で、GKケパ・アリサバラガの“造反”について、「誤解があった」と説明している。『スカイ』が伝えた。

 24日のカラバオカップ決勝で、サッリ監督はPK戦直前にGKウィリー・カバジェロを投入しようとしたが、ケパがこれを拒否。サッリ監督はこの行動に激高し、トンネルを抜けて引き上げてしまった。

 だがサッリ監督は「大きな誤解があった」と説明。「彼は私がフィジカル面での問題で交代を命じたと思っていたようだ」と直前に足を痛めていたプレーのみをケパ自身が交代の理由と捉えてしまったことに誤解があったと話した。

「ケパには伝えたが、彼は私がフィジカル面での問題で交代を命じたと思っていたようだ。だから彼は『自分のフィジカルには問題がない』と言っていた。そういう意味では彼は正しかったと思う」

 ただ物議を醸しているケパのみせた行動については、「彼とは話し合わなければならない」と厳しく話している。

「ケパは正しかったよ。だがやり方がまずかったと思う。彼の振る舞い方はよいものじゃなかった。双方に誤解を与えるような振る舞いだったと彼は理解する必要がある。メディアに対してもだ。私がしなければならないのは、あのときの状況をケパにちゃんと説明することだけだ。他には何も問題はない」

「私はカバジェロを使いたかった。なぜならケパがまた脚をつってしまうことを恐れていたから、もし脚をつってしまったらPKには出られないからね。でもドクターは足の痙攣ではないと説明してきた。だから彼はプレーできたわけだ」

 今季よりチェルシーを指揮する同監督だが、開幕12試合無敗を達成したあとは、黒星が先行。今月10日のプレミアリーグのマンC戦では0-6の大敗。24日の再戦で大敗を喫するようであれば、解任論もささやかれていた。

 選手との信頼関係について問われた指揮官は「選手たちは私が言ったことを完璧にやり遂げてくれた」と関係良好を強調。“周囲の喧騒”についても「そういうことはクラブに聞いてくれ。私はとてもハッピーだ」と振り払った。

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