レアル・マドリーがベティスに所属するアルゼンチン人MFジオバニ・ロ・チェルソの獲得を検討しているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

　クラシコ2連戦+アヤックス戦で、今季無冠が決定したレアルだが、同クラブはその悪夢の1週間前にベティスと連絡を取り、パリSGからのレンタルで同クラブに在籍するロ・チェルソの状況について聞いたという。

　ベティスはレアルの問い合わせに対して、ロ・チェルソの買い取りオプションを行使する意図があることを伝えた模様。ベティスは今季終了後にパリSGに2500万ユーロを支払い、ロ・チェルソの保有権の80%を手にするようだ(2500万ユーロの内300万ユーロはレンタルでの獲得の際に支払い済)。

　またベティスは、ロ・チェルソの80%の保有権を取得した場合、他クラブからの獲得オファーに耳を傾ける考えがあるという。ロ・チェルソの現在の市場価格は6000万ユーロとされているが、もしベティスが同額のオファーを受け入れる場合には、4800万ユーロがベティス、1200万ユーロがパリSGに支払われることになる。

　ただ『マルカ』によれば、レアルにとってロ・チェルソは複数存在する獲得候補の一人のようだ。同選手に対しては、トッテナムやマンチェスター・シティも興味を持っていると報じられる。

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