beacon

リバプールが勝ち点1差でシティ追走、バーンリーに逆転勝利でCLバイエルン戦へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

ロベルト・フィルミーノが2ゴール

[3.10 プレミアリーグ第30節 リバプール4-2バーンリー]

 リバプールは10日、プレミアリーグ第30節でバーンリーを本拠地アンフィールドに迎え、4-2で勝った。

 前節エバートンとの“マージーサイド・ダービー”を引き分け、首位陥落となったリバプール。13日には、アウェーでのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)バイエルン戦を控える中、前線にFWモハメド・サラーとFWロベルト・フィルミーノ、FWサディオ・マネが並び、最終ラインにDFフィルヒル・ファン・ダイクとDFジョエル・マティプが起用されるなど、ほぼフルメンバーで臨んだ。

 試合は意外な形で動いた。前半6分、マティプの不用意なバックパスからCKを献上。バーンリーは、左CKからMFアシュリー・ウエストウッドが右足でインスイングのクロスを蹴り込むと、そのまま誰も触ることなく、右サイドネットに吸い込まれた。飛び出そうとしたGKアリソン・ベッカーはMFジャック・コークとDFジェームス・ターコウスキーに挟まれ、身動きが取れず、主審に抗議したが得点は認められた。逆にアリソンは、この抗議により警告を受けた。

 それでもリバプールは前半19分、大きなサイドチェンジからサラーがMFジョルジニオ・ワイナルドゥムのワンツーで右サイド深くまで進入。グラウンダーのクロスを送ると、相手GKとDFが交錯し、中央にこぼれたボールをフィルミーノが難なく左足で押し込み、試合を振り出しに戻した。

 これで勢いづくリバプールは前半29分、PA手前でボールを奪われると、相手がクリアしようとしたところへMFアダム・ララーナがスライディングでブロック。こぼれたボールにサラーが反応し、PA左からマネが右足シュートをゴール右隅に突き刺し、2-1。一気に逆転に成功した。

 後半も優勢に進めるリバプール。後半22分、ゴールキックからGKトム・ヒートンがまさかのキックミス。これを右サイドのハーフェーライン付近で受けたサラーが一気に駆け上がり、PA内でDFチャーリー・テイラーに止められたが、フォローに走っていたフィルミーノが右足で決め、3-1とリードを広げた。直後に、ワイナルドゥムに代えてMFジョーダン・ヘンダーソンを入れた。

 後半32分には、ララナに代えてMFナビ・ケイタを投入。体を投げ出して得点に絡むなど、奮闘したララナに対して、スタンディングオベーションが贈られた。37分には、右サイドからDFトレント・アレクサンダー・アーノルドがグラウンダーのクロスを入れ、マネが滑り込みながら左足で合わせたが、惜しくもクロスバーを叩いた。

 後半アディショナルタイム1分に1点を返されたリバプールだが、同3分にFWダニエル・スターリッジのパスで抜け出したマネがGKをかわして無人のゴールに流し込み、4-2で勝利。首位マンチェスター・シティとの勝ち点差を『1』でキープした。

●プレミアリーグ2018-19特集
●吉田、武藤の試合も!!“初月無料”DAZNでライブ配信中

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP