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モウリーニョ復帰かと思われたが…見送られた理由をレアル元会長が語る

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ジョゼ・モウリーニョ氏が復帰するとみられていたが…

 レアル・マドリーのラモン・カルデロン元会長が、ジョゼ・モウリーニョ氏が復帰できなかった理由について語った。英『スカイ・スポーツ』が報じている。

 レアルは11日、今季2度目の監督交代を敢行。コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)とリーガ・エスパニョーラで宿敵バルセロナに連敗し、UEFAチャンピオンズリーグでアヤックスを相手に敗退したことが決め手となり、サンティアゴ・ソラーリ監督との契約解除を発表した。

 後任候補には、同クラブで2010-11シーズンから3シーズン指揮を執ったモウリーニョ氏の名前が挙がっており、英『テレグラフ』は「ほぼ100%」と報じていた。しかし、レアルは昨シーズン限りでチームを去ったジネディーヌ・ジダン氏に復帰を要請。わずか2年5か月という期間で前人未踏の欧州CL3連覇に導くなど、9つのタイトルを獲得した元フランス代表MFにチーム再建を託した。

 モウリーニョ氏の就任が見送られた理由について、カルデロン元会長は「ドレッシングルームのリーダーたちが、ジョゼ・モウリーニョの復帰を拒絶した」と断言。「モウリーニョはレアル・マドリーに多くの問題を残して去った。彼が復帰すれば、新たな問題が生じていただろう。たしかに彼はたくさんのトロフィーを獲得した優秀なコーチだが、ドレッシングルームのリーダーたちの多くは彼を好んでいなかった。それが今回の決定において重要だったと思う」と説明した。

 また、カルデロン元会長はレアルと2022年6月30日まで契約を結んだジダン氏について「彼はファンにとってアイドルだ。レアルでプレーしただけでなく、監督として3つのチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げた」と語り、ファンに歓迎される監督交代になったと考えている。

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