ユベントスの主将ジョルジョ・キエッリーニが、ユベントス公式メディア『ユベントスTV』のインタビューに応じ、タイトル獲得へ意気込みを語った。

　34歳のキエッリーニは、21歳だった2005年にユベントスでデビューを飾ると、以降、14シーズンにわたってチームに貢献し、リーグ優勝7回、コッパ・イタリア4回、イタリアスーパーカップ4回とタイトルを獲得。ユベントスのバンディエラそしてレジェンドとしての地位を確立した。12日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)アトレティコ・マドリー戦では、ユベントスでの通算出場数500試合目を記録し、クラブの歴史に名を刻んだ。

「500試合はすごい数だ。辛いこともあったが、数々の喜びを味わってきた。感動はずっと僕の心の中に残り続ける。まだこれからも素敵な感動に出会えることを願っている。アトレティコ戦では、スタジアムのサポーターの後押しが素晴らしかった。魔法にかけられたような雰囲気だった。これからも、あの夜のような時間を過ごしたい。特別な何かを成し遂げたい。あと残り2カ月だが、以前にも増して士気は高い」

　リーグ戦では10試合を残し、2位ナポリとの差は15ポイントとなっており、セリエA8連覇まであと一息となった。だが前節のジェノア戦を0-2で落としており、キエッリーニは気を引き締めた。「あと2週間でCLのアヤックス戦があるが、今はリーグ戦に集中したい。できる限り早く、決めてしまいたい」と述べ、意気込んだ。

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