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マタが感動…号泣のI・アスパスに「彼の気持ちが痛いほど伝わってきた」

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2ゴールを奪ったセルタFWイアゴ・アスパス(10)

 リーガ・エスパニョーラで降格圏に沈むセルタに頼れる男が戻ってきた。30日に行われた第29節ビジャレアル戦で、負傷で約3か月間離脱していたFWイアゴ・アスパスが復帰。前半15分までにビジャレアルに2点をリードされる苦しい展開となったが、ここから背番号10を背負うI・アスパスが魅せた。

 後半5分に直接FKを沈めると、同26分にFWマキシ・ゴメスの得点で同点に追い付くと、同41分にはプレッシャーがかかる状況で迎えたPKをきっちりと沈めてスコアは3-2に。サポーターが声援を送る中、同45分にピッチを退いたI・アスパスはベンチに座ると涙を流しながら試合を見守り、3-2のまま試合終了のホイッスルが吹かれると号泣しながらピッチへと向かい、仲間と7試合ぶりの勝利を喜んだ。

 この涙に感動したというのが、マンチェスター・ユナイテッドのMFフアン・マタだ。クラブ公式ウェブサイトによると、マタは「彼がベンチで涙していた姿を見たとき、現代のフットボール界にもまだ感動があるんだなと実感したよ。彼の涙を見たとき、いかに彼が長期のケガでチームを助けられないことに苦しんでいたのか、その気持ちが痛いほど伝わってきた。感動の涙にふさわしい、素晴らしい選手だよ」と語っている。

 勝ち点3を積み上げて勝ち点を28まで伸ばしたセルタは、残留圏の17位ビジャレアルに勝ち点1差に迫った。

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