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レアル、ベイル放出の意向もオファーなし…苦肉の策としてレンタルを視野に入れる

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レアル・マドリーMFガレス・ベイル

 レアル・マドリーは、MFガレス・ベイルをレンタル移籍で放出することを視野に入れているようだ。22日付のスペイン『マルカ』が1面で報じている。

 同紙によれば、レアルはベイル側から残留する意思を示されていながら、やはり今夏での放出に動く模様だ。しかしながら、ベイルに対するオファーは一切届いていないという。

 他クラブがベイルに惹かれない理由とされるのは、出場率53%という負傷が付きものの選手であることと、1700万ユーロという高額な年俸。またレアルは2013年に移籍金1億ユーロでトッテナムからベイルを獲得し、今現在の価格は7000万ユーロ程まで下がったとみられているが、それでも高額と見る向きもある。

『マルカ』によれば、レアルはプレミアリーグのクラブが興味を示すことを期待していたものの、売却候補先の本命マンチェスター・ユナイテッドは動く素振りがなく、アーセナルは獲得費用を賄えず、チェルシーは獲得禁止処分の問題があり、マンチェスター・シティはジョゼップ・グアルディオラ監督が興味を示さず、古巣トッテナムも年俸を賄うことができず……と、どこも獲得を目指してはいない模様。プレミア以外ではパリSGやバイエルンも候補に挙げられそうだが、両者も獲得に乗り出す様子はないという。

 レアルはこうした状況を受けて、レンタル移籍での放出も視野に入れ始めた様子。過去にはバイエルンにMFハメス・ロドリゲスをレンタルで放出し、その年俸700万ユーロの内650万ユーロをバイエルンに請け負わせたが、そうした形でベイルの年俸負担を減らす可能性を模索しているとみられる。

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