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奥川雅也、所属元ザルツブルクは今夏の売却を画策…「複数クラブからオファー」とも

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FW奥川雅也

 ブンデスリーガ2部ホルシュタイン・キールでプレーするFW奥川雅也は、今夏に新クラブに向かうことになるかもしれない。ドイツ『シュポルトバザー』が伝えた。

 昨夏にレッドブル・ザルツブルクからの1年間のレンタルで加わった奥川は、27日に行われたブンデスリーガ2部ザンドハウゼン戦で2ゴールを挙げ、ドイツで自身初の“ドッペルパック”(1試合2得点)を達成。前半戦は筋肉系の負傷もあり公式戦7試合(先発出場は4試合)の出場にとどまったが、2月頭からは公式戦10試合に先発出場し、直近の8試合では5ゴールを記録するなど勢いを見せている。

『シュポルトバザー』によると、キールはそんな奥川の残留を希望しているとのこと。クラブのファビアン・ヴォールゲムートSD(スポーツディレクター)は同選手については具体的に触れていないものの、期限付きで加入している選手たちについて「もちろん、ポジティブな形で成長を見せている選に関しては何が可能なのかを調査している」と語った。しかし、レンタル先で活躍するプレーヤーたちを「所属クラブが返してほしいと考える」とも認め、レンタルの延長もほぼ不可能と見られる。

 一方で、ザルツブルクは奥川を来シーズンの構想に入れているわけではなく、2020年までの契約を残す同選手の今夏の売却を考えているようだ。同メディアでは、ザルツブルクからキールに送り出されている奥川とMFマティアス・ホンサクの「2人に対して、それぞれにすでに複数クラブからオファーが届いているようだ」と伝えられている。

 契約最終年に入る奥川だが、ザルツブルクにとって今夏は一定の移籍金を得られる最後のマーケット。新天地はどこに決まるのだろうか、早くも注目が集まるところだ。

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