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V決定済バルセロナが24戦ぶり黒星…“主力温存”で2失点完敗、セルタは残留に追い風

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試合前にはセルタに優勝を祝われていたバルセロナ

[5.4 リーガ・エスパニョーラ第36節 セルタ2-0バルセロナ]

 リーガ・エスパニョーラは5日、第36節を各地で行い、前節で優勝が決まったバルセロナセルタに0-2で敗れた。大きくメンバーを入れ替えたこともあり、24試合ぶり今季3度目の敗戦。セルタは降格圏との暫定勝ち点差を『5』とし、来季の残留に向けて大きな白星となった。

 バルセロナはミッドウィークにUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第2戦を控えているため、大幅なターンオーバー布陣。若手のDFジャン・クレール・トディボ(19)、MFリカルド・プーチ(19)、MFムサ・ワゲ(20)の他、普段は出番の少ないGKヤスパー・シレッセン、DFトマス・ベルメーレン、MFケビン・プリンス・ボアテングらが先発に名を連ねた。

 バルセロナは開始直後の前半4分、早くもアクシデントに襲われる。FWウスマン・デンベレがハムストリングを痛めてプレーを続けることができなくなり、Bチーム所属のMFアレックス・コラド(20)が送り込まれた。2009年にカンテラへ加入したA・コラドはこれがトップチームデビュー戦となった。

 試合は拮抗した展開が続いたが、先にネットを揺らしたのはホームのセルタ。後半5分、DFグスタボ・カブラルのヘッドはシレッセンに阻まれたが、こぼれ球にDFネストル・アラウホが詰め、落ち着いて流し込んだ。しかし、ここでビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入。アラウホにオフサイドがあったとしてゴールは認められなかった。

 それでもセルタは後半22分、右サイドで前を向いたMFリヤド・ブドゥブズが左足でクロスを送ると、ニアサイドに走り込んだFWマキシミリアーノ・ゴメスがボレーシュート。これがネットを揺らして今度こそ先制した。セルタはさらに同41分、相手のハンドでPKを獲得。これをFWイアゴ・アスパスが沈め、2-0で勝利した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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