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19歳デ・リフトにはバルセロナ行きが浮上も交渉は停滞…大物代理人が絡んだ実情とは?

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アヤックスDFマタイス・デ・リフト

 今季、アヤックスの躍進をけん引したDFマタイス・デ・リフトは今夏のビッグクラブ行きが濃厚と見られていたが、思わぬ形で移籍話が停滞しているようだ。

 アヤックスはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のノックアウトラウンドでレアル・マドリー、ユベントスを撃破し準決勝進出。セミファイナルのトッテナム戦では、敵地での初戦を1-0で制した。第2戦も後半途中まで2-0とリードしていたが、MFルーカス・モウラのハットトリックにより3-3に追いつかれ、アヤックスはアウェイゴールで敗退を喫してしまった。

 そのアヤックスを支えたのが19歳にして主将を任されているデ・リフトだ。若くしてDFとして高い完成度を誇り、スペイン、イングランド、ドイツのビッグクラブがその動向を追っている。

 すでにアヤックスMFフレンキー・デ・ヨングは今夏のバルサ行きが決まっており、デ・リフトも同僚と同じタイミングでバルセロナへステップアップするのではないかとまことしやかにささやかれていた。だがその動きはここにきて停滞しているという。

 スペイン『マルカ』が報じたところによると、デ・リフトの移籍にはズラタン・イブラヒモビッチやポール・ポグバ、ロメル・ルカクなども担当する大物代理人ミノ・ライオラ氏が絡んでいる。ライオラ氏は移籍決定の場合、契約解除金の20%を報酬として要求しているため、移籍話がストップしているという。

 移籍決定によりエージェントが受け取るパーセンテージは5~10%が一般的とされる中、20%の要求は異例中の異例。デ・リフトの契約解除金は7000万ユーロ(約85億円)に及ぶと見られ、ライオラ氏が要求する20%となると、その額は1400万ユーロ(約18億円)に達する。

 果たしてデ・リフトは今夏の移籍市場でビッグクラブへと新天地を求めることになるのだろうか。代理人のライオラ氏、そしてアヤックス&バルセロナが交渉の妥協点をどう探っていくのかも今後の注目ポイントとなりそうだ。

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