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「彼は恐れない」総額60億円…インテル、カリアリのイタリア代表22歳MFバレッラを獲得

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インテルがMFニコロ・バレッラを獲得

 インテルは12日、カリアリのイタリア代表MFニコロ・バレッラ(22)の獲得を発表した。契約期間は2024年6月30日までの5年間。今季は期限付き移籍となり、シーズン終了時に買い取り義務がついている。イタリア『フットボール・イタリア』によると、今季はレンタル料として1200万ユーロ(約15億円)をカリアリに支払い、シーズン終了時の移籍金は2500万ユーロ(約30億円)。総額はボーナスを含めると最大5000万ユーロ(約60億円)になるという。

 バレッラはカリアリの下部組織で育ち、2015年5月にトップチームデビュー。2016年1月にはセリエBのカルチョ・コモにシーズン終了までの期限付き移籍を経験した。カリアリではクラブ通算112試合に出場し、7得点を記録。2018-19シーズンはリーグ戦35試合で1得点を挙げた。また、カリアリへのレンタル復帰後に当時20歳でキャプテンマークを巻き、クラブ最年少記録を打ち立てている。

 イタリア代表としてはU-15からU-21まで各年代に名を連ね、2016年のU19-欧州選手権で2位、2017年のU-20ワールドカップで3位に輝いた。昨年10月にはA代表デビューを果たし、これまで7試合に出場して2得点をマークしている。

 インテルはクラブ公式サイト上で「ピッチ上で彼は躊躇せず、恐れない。彼は多くの場面でタックルをする。なぜなら彼はボールを取り返したいから、なぜなら彼は勝利したいからだ。昨季セリエAでニコロは最もボール奪取した選手であり、さらに過去2シーズンでは最もデュエル勝率が高かったMF選手である」と紹介。「彼は覚悟を持った野心的な選手だ。これからニコロはインテルと新たな冒険を始める。ネラッズーリファミリー全体が彼の活躍を願っている」と22歳MFに期待を寄せた。

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