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HSV監督、伊藤達哉らの2軍降格に言及「クラブがスタンスを明確にするのは正解」

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指揮官がMF伊藤達哉について言及

 日本代表MF伊藤達哉ハンブルガーSV(HSV)の2軍にあたるU-21チームに送る決断について、ディーター・ヘッキング新監督が言及している。地元紙『ハンブルガー・モルゲンポスト』が伝えた。

 今夏コパ・アメリカに参加した日本代表にも選出された伊藤。特別休暇が終わった15日にハンブルク入りした。しかし、2017年秋のトップデビュー以来公式戦37試合に出場したアタッカーは、幹部に今後は2軍でプレーすることが言い渡されている。地元メディアでは、ハンブルガーSV退団が濃厚と報じられている。

 今夏ハンブルガーSV指揮官に就任したヘッキング新監督は、今回2軍送りとなった伊藤とMFバシリエ・ヤニチッチの2人について言及。「昨季に基づいた決断で、私はさほど係わっていない」とコメント。強化担当のヨナス・ボルト執行役員とミヒャエル・ムッツェルSD(スポーツディレクター)が本人たちと話したことを指摘する一方で、「彼らにとって、出場機会を得ることは困難になっていただろう。クラブがスタンスを明確にするのは良いことだし、正解だと思う」とも強調し、幹部の判断を支持する構えを示した。

 伊藤は、クラブ史上初の2部でのシーズンを迎えた昨季、ハネス・ボルフ前監督の下でリーグ戦14試合に出場するもゴールに絡むことができず、終盤には既に2軍へ送られていた。当時も移籍を希望していると報じられていた22歳MFだが、今夏の退団がさらに現実味を帯びることになった。

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