ミランのパオロ・マルディーニTDが、レアル・マドリーMFルカ・モドリッチについてコメントを残した。

　今夏マルコ・ジャンパオロ監督を招へいし、来季こそUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権獲得を目指すミラン。これまでDFテオ・エルナンデス(レアル)、ラデ・クルニッチ(エンポリ)を獲得したが、チーム強化に向けて依然としてマーケットでの動きを続けている。

　一部メディアは、ミランがモドリッチに関心を示していると伝えており、レアル側へオファーを出したとも報じられていた。しかし、マルディーニ氏は会見でこの噂を否定。「完璧な選手」と称えながらも、オファーを出したことはないと明言している。

「モドリッチと交渉したことは一切ない。ジャンパオロには、我々は優秀な若手と経験豊富な選手を探していると伝えているがね」

「若手の成長は、経験豊富なベテランを通して起こるものだ。モドリッチは完璧だろう。だが、彼と交渉したことはないよ」

　なお、この会見には新加入のT・エルナンデスも出席。現役時代に“ワン・クラブ・マン”としてミランで24年間にわたってプレーし、数々の栄光を手にしたマルディーニ氏に敬意を評している。

「隣りに座っているのは本当に名誉なことだよ。いつの時代だって世界最高の左SBになるだろうね。最初にイビサで会い、彼は非常に誠実だった。それ以来、ミランに行きたいと思っていたんだ」

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