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ネイマール獲得資金は用意できない?バルセロナ、昨季の純利益は11億円減少

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 バルセロナには、パリSGのFWネイマールを獲得できる資金がないのかもしれない。

 バルセロナは先日、6年連続で過去最高の収入を記録したことを発表。2018-19シーズンの収入は9億9000万ユーロ(約1192億円)を記録。昨年同時期の9億1400万ユーロ(約1100億円)を大きく上回っており、2021年までに収益10億ユーロ(約1204億円)を達成するという目標に向けて好調な売上を維持している。

 しかし、営業利益は昨年の3200万ユーロ(約39億円)から1700万ユーロ(約20億円)に減少。2018-19シーズンの純利益は450万ユーロ(約5億4000万円)となり、2017-18シーズンの1300万ユーロ(約16億円)から大きく減少している。

 今回の減少は、シーズン終了前にオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングを7500万ユーロ(約94億円:当時)で獲得するなど、選手補強に高額を投じたことが大きく影響しているようだ。さらにFWアントワーヌ・グリーズマン獲得のためにアトレティコ・マドリーへ1億2000万ユーロ(約146億円)を支払っており、今夏補強のために残された資金はわずかと見られている。

 複数の報道で、バルセロナはネイマール獲得のために具体的な動きを見せていることが明らかとなっている。しかし、PSG側はバルセロナから獲得した際に支払った2億2000万ユーロ(約265億円)以上を要求しているため、この金額を用意できるかは不透明なようだ。

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